あけましておめでとうございます

例年より暖かい穏やかな元旦でした
今年が 穏やかな良き年でありますようお祈りします

朝はゆっくりしてお昼近くに初詣に行きました

手水舎の飾り付け
今年は辰年です
東大社境内
本殿正面の虹梁の上にも龍の彫刻が
あります

秋から冬へ 2023

暑かった今年の夏。季節は秋から冬へ
自宅付近の様子を紹介します。

青馬の家のドウダンツツジ (12/11)
モミジとドウダンツツジ
落葉したイチョウとケヤキ(12/13)
自宅裏のモミジ(12/13)

2023 盛夏

暑中お見舞い申し上げます。

熱中症に注意して、この夏を乗り切りましょう。
少しでも涼を得るためには、周辺のコンクリートやアスファルトを減らして、
緑や水辺を増やすことが効果的だと思うのですが・・・

岐阜・愛知へ

国宝茶室「如庵」特別見学会のため、6月に犬山へ。
そして、いくつか気になる建築を見学してきました。

織田信長の弟、織田有楽斎により京に建てられた如庵。三井家により、東京そして大磯に移された。その後、名鉄の所有となり、愛知県犬山市の有楽苑内に移築。
如庵外観
犬山市の明治村内にある、ライトの帝国ホテル正面玄関部分。
正面玄関外観
木造の如庵は、ほぼ完全な形で移築が繰り返された。それに対して、大谷石とテラコッタタイルを多用したライトの帝国ホテルは、移築復元に数十年の歳月をかけているそうです。
ロビー
トヨタ鞍ヶ池記念館

穏やかな傾斜の中に埋没するかのようにつくられた三角形の建物。
1974年槇文彦の設計。
アートサロンでは、世界の名画を静かな環境で、贅沢に鑑賞させていただきました。(入館無料)

「2つの伊東豊雄建築」

みんなの森ぎふメディアコスモス
岐阜市庁舎から俯瞰
 

 

 

グローブと呼ばれる釣り下がった傘
瞑想の森 市営斎場(各務原市)

自由曲面シェル構造の屋根

内部は、波打つ屋根の形状が、そのまま天井に。(9:00~9:30に限り見学可)

岐阜県立森林文化アカデミーと森林総合教育センター「morinos」
アカデミーは、北川原温の設計 morinosは、意匠原案 隈研吾

morinos
アカデミー内も散策させていただきました。

アカデミーと、その学生による「楠デッキ」(川辺町)

妖精の家のようなデザイン
クスノキの根の保護を兼ねたウッドデッキ

藤森 照信作品
多治見市モザイクタイルミュージアム

どう見てもらったら楽しんでもらえるか?という工夫満載な建物です。
粘土山(採土場)を思わせる外観

行きは東名、帰りは中央の車旅だったので、ねむの木学園のこども美術館と
諏訪の「藤森照信建築群」にも寄り道をしました。

川原町の古い町並み(岐阜市)でみつけた和傘
自分用に一つ購入。
上代田棚田(八百津町)

川越へ

「氷川の杜整備計画」内覧会の連絡をいただき川越へ行ってきました。
川越のまちは、祝日(天皇誕生日)、吉日、好天ということで
賑わっていました。

蔵造りの町並み
時の鐘
喜多院 多宝塔
完成間近の氷川会館

新しい会館は、周辺環境と 訪れる人、利用する人に思いを馳せた施設だと感じました。違った季節(特に桜の頃)にも訪れたいし、10年後、20年後も楽しみな施設、エリアになると思います。

初詣 2023

謹賀新年

今年こそ日常が戻り、良き一年になりますようにお祈りいたします
元旦のお昼前に 混雑を避け地元のお宮をお参りしました。

 正月飾り
 秋山神社
 東大社
 諏訪大神

東国三社の一つ、香取神宮へ 15日に
毎年、昇殿して祈願しています。

2022秋 建築士会「あきた大会」と出羽・陸奥の旅

全国大会は、久しく参加していませんでしたが、車を運転してくれる道連れが
できたので「あきた大会」への参加を決めました。
そして車旅ならではの機動力を生かして、かねてから訪れたいと思っていた地を巡りました。
大会の会場は「ミルハス」
秋田県民会館と秋田市文化会館の機能を統合したオープンしたばかりの施設です。

会場となったミルハス
オープニングセレモニーのなまはげの演舞は迫力満点でした。
広場では、秋田竿灯まつりの妙技も
披露されました。
大会は10月14日ですが、一日前に秋田入り。朝には秋田県湯沢市の秋ノ宮温泉郷へ。川原には「川原の湯っこ」と呼ばれる野湯が存在します。スコップが備えられていて、自ら川原を掘ると熱い湯が噴出してきます。それを川の水と混ぜて温度調整をします。
足湯としてつかり、長時間ドライブの疲れを癒やしました。
秋田には、白井晟一の作品が多数あります。その一つ旧秋ノ宮村役場が、稲住温泉の移設されています。

豪雪地帯であることもあり、屋根の一部が破損していました。でも切妻の大屋根と赤茶色の外壁、曲線のベランダとそれを貫く3本の柱、伝わるものがありました。

秋ノ宮温泉郷から一気に男鹿半島へ
一番の目的は、赤神神社五社堂
男鹿半島の山中、999段の先に佇む五連の神社
国際教養大学仲嶋記念図書館
大会当日、美しすぎる図書館を設計担当者の案内で見学。ミルハスからバスで国際教養大学へ。

「木のコロセウム」をテーマに「本と木の出会いの場となる劇場空間」としてデザインされたとのこと。
ミルハスに戻ってからは、学長モンテ・カセム氏と、設計者の仙田満氏の記念対談に参加しました。書架とその後ろの閲覧机…段差を利用して学生が下を向くと隠れた居場所として集中でき、顔を上げると全体が見わたせる…(仙田氏)

この見学と対談で 私が思いおこしたのが、今は解体されてしまった工学院大学八王子図書館です。書籍に載せた文の中で「読書空間こそ図書館のすべて」と設計者武藤章先生が記していました。

翌日は、コース設定された見学会には参加せず少し欲張り、角館、田沢湖、増田の内蔵を見てから山形県の金山町へ。金山町は、かねてから訪れたいと思っていた町です。街並みづくり100年計画…多くの建築家が携わって環境が整えられてきました。

角館 町人地である外町の安藤醸造本店
増田の山吉肥料店 外観
内蔵
金山町 きごごろ橋
金山町 蔵史館ホール
金山町 大堰
金山町立明安小学校

2002年小沢明先生の設計で東北建築賞他を受賞した建物です。残念なことに少子化の影響で2022年3月で閉校。

山形県内で、もう一泊して宮城県岩出山で、六角鬼丈先生の感覚ミュージーアムと岩出山保育所、そして有備館及び庭園を見学し帰路につきました。おいしいお酒と食事も堪能した旅でした。

秋田の地に世界標準の大学があることに驚きました。
会場のミルハス周辺は、広場や美術館を含め魅力的でした。
山形金山町の町並みは予想を超え美しかったです。

しかし、ガイドさんの話だと、秋田も人口減少により多くのものが失われています。美しい金山町も人口が減り、小沢先生設計の明安小学校は閉校になりました。多くの建築家が気にかけてきた地でも、賑わいが消えていってしまいます。少子高齢化を是正することは、長い時間が必要でしょう。一極集中を是正することも容易ではありませんが、こりらの方が明確な意思をもてば、近い将来是正可能だと思います。地方(地方の良さ)が消滅する前に手を打って欲しいです。

久々の旅(建築巡り)

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館へ
企画展「静けさの創造」が、終了間近なので思い切って出かけました。
交通手段は車で・・・松本から高山へ、吉島家住宅を訪れ、世界遺産の白川郷、越中五箇山を巡り、金沢に入りました。
その後、那谷寺などを訪れ、富山の話題の二つの美術館を見学。

帰路で、長野の善光寺、県立美術館に寄り、最後に碓氷峠、めがね橋をドライブして帰ってきました。

合計1,400㎞の旅。二人で半分づつの運転。
盛り沢山でハードな旅でしたが、内容の濃い研修となりました。

   吉島家住宅
  白川郷
  九谷焼美術館
   めがね橋

主な目的だった金沢建築館「静けさの創造」
谷口吉生の初期から現在までの作品の模型、図面、写真が展示。
学生時代に訪れた、資生堂アートハウス、土門拳記念館から
ニューヨーク近代美術館などまで。

今回の旅でも、金沢建築館、鈴木大拙館、片山津温泉総湯、長野県信濃美術館
東山魁夷館を訪れました。
「建築と自然が干渉しあい、風景が作られるとき・・・」とありましたが、
初期の作品から一貫していて、それが進化していました。

  金沢建築館
  鈴木大拙館
  片山津温泉 総湯
  東山魁夷館
  長野県立美術館

富山の2つの美術館

隈研吾のTOYOMAキラリと、内藤廣の富山県美術館
二つともレベルの非常に高い建物でした。

富山県美術館は、美しい立山連峰を取り込むため、東向きは一面ガラス張りの壁面。冨岩運河環水公園との一体感と雄大な景色は、旅人には大きな感動でした。

  TOYOMAキラリ
  富山県美術館

那谷寺

奇岩と苔の寺・・・北陸へ行ったら必見と思っていました。
期待通りでした。

  那谷寺

2022 筍

いつの間にか、季節は春。
そして、桜前線も関東より北へ。
収束しないコロナとウクライナでの惨劇。
特に、ウクライナでの出来事は、現代社会でこんなことをおこしてしまう
人間の不明さを痛感します。
一日も早く、平和が訪れることを願います。

家のまわりの春を集めてみました。

サクラ
タンポポとツクシ
タケノコほり
チューリップ
ミツバツツジ

初詣  2022

あけましておめでとうございます
皆様のご健康と ご多幸をお祈りいたします

手水舎の縁起の良い飾り付け(カエルの目が10で、おめでとう)

地元東庄町の東大社
元旦の午前中に、密を避けてお参りして来ました。

仕事をかき集めることができるように熊手を購入
表情の豊かな干支の寅